奨学金を任意整理する前に読んでおきたい3つのポイント

収入が少ない、病気や事故で働けない、失業してしまったなどの理由で奨学金の支払いが苦しく、任意整理を考える人は少なくありません。

しかし、奨学金は任意整理するよりも日本学生支援機構の救済制度を利用した方が良い結果になることが多いです。

この記事では、奨学金を任意整理したいという人が知るべき3つのポイントをまとめていきますので、ぜひ読んで最適な対応方法を見つけてください。

奨学金は任意整理できない

任意整理では利息を0円にしてもらったり、返済期間を長期に設定してもらったりできますが、奨学金はもともと利息が非常に低く、返済期間も長いので、任意整理しても借金減額の効果はほとんど得られません。

また、任意整理では一般的に遅延損害金もカットできるのですが、奨学金を提供している日本学生支援機構は遅延損害金のカットにも応じてくれません。

そのため、奨学金を任意整理する意味はほとんどないと言っていいでしょう。

奨学金は任意整理ではなく救済制度を利用しよう

日本学生支援機構には「返還期限猶予制度」「減額返還制度」といった救済制度が用意されているので、奨学金の返済が苦しい人はこちらを利用してください。

返還期限猶予制度では、一時的に数年間の猶予期間を設けて奨学金の返済を遅らせることができます。

減額返還制度では、奨学金の支払いを半分にする期間を設けてもらうことができます。

救済制度はどちらも日本学生支援機構に直接申請し、審査に通れば利用することができます。

奨学金以外の借金は保証人に迷惑をかけずに任意整理できる

奨学金の返済が終わっていない場合、個人再生や自己破産ではすべての借金が整理の対象となってしまうため、奨学金の保証人に借金の残高が一括で請求されます。

一方、任意整理は会社側と任意の交渉をする債務整理であるため、どの借金を対象に含めるか自分で決めることができます。

そのため、奨学金だけ対象から外して他の借金を任意整理すれば、保証人に迷惑をかけずに返済の負担を軽減できるのです。

まとめ

奨学金の提供元である日本学生支援機構は利息や遅延損害金のカットに応じてくれないので、奨学金を任意整理するメリットはほとんどありません。

奨学金の支払いに困ったら、日本学生支援機構が用意している「返還猶予制度」「減額返還制度」を利用しましょう。

また、奨学金以外にも借金がある場合は、任意整理で他の借金を整理すれば、返済の負担をかなり軽減できます。

任意整理なら保証人に迷惑がかからないので、検討してみるとよいでしょう。

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