嘘をつくと任意整理が失敗するって本当?

弁護士や司法書士に任意整理を依頼すると、借金についてなど答えにくい質問を聞かれることも多くあります。

しかし、そうした質問に嘘をついてしまうと、任意整理が失敗する原因になります。

ここでは、任意整理で嘘をついてはいけない理由と、嘘をつくことの つのリスク、任意整理で訊かれることになる質問についてまとめていきます。

任意整理で嘘をついてはいけない理由

任意整理を請け負ってくれる弁護士や司法書士は、本人の事情を考慮して最適な対策を考えてくれる、強い味方です。

そして、最適な対策を考えるためには、本人の状況や事情をできるだけ正確に把握しておく必要があります。

例えば、借金額に対して収入が少ない場合、任意整理や個人再生ではつらいけれども自己破産ならなんとかなる、というケースはよくあります。

しかし、嘘をついて借金額を少なめに言ったり、収入を多めに言ったりした場合、自己破産を勧めるべきところで任意整理を勧めてしまう、といったことになりかねません。

任意整理で嘘をつく つのリスク

任意整理で嘘をつくリスクの一つは、上述のように最適な債務整理の方法を選んでもらえなくなる可能性があるということです。

また、二つ目のリスクとして、任意整理に余計な時間がかかってしまうというものがあります。

任意整理では弁護士などと会社側とが直接交渉して返済条件を決めていきますが、例えば収入面で嘘をついていると、せっかく任意整理で条件を決めたのにその通りに返済できず、任意整理がふりだしに戻ってしまう可能性があるのです。

さらに、三つ目のリスクとして、弁護士や司法書士が辞任するおそれがあるということは覚えておいてください。

任意整理では、本人と弁護士や司法書士との信頼関係は非常に重要です。

もし弁護士などから「この人は信用できない」と思われてしまったら、最悪の場合、辞任されて任意整理を続けられなくなってしまうのです。

まとめ

任意整理において、弁護士や司法書士は本人にとって最善の方法を考えてくれる強い味方です。

そして、最善の方法を考えてもらうには、借金や収入についてなどの情報をできるだけ正確に伝える必要があります。

もし嘘をついてしまうと、間違った情報をもとにして間違った方法を勧められる、という結果になりかねません。

また、嘘をついた場合、任意整理に余計な時間がかかる可能性もあります。

さらに、最悪の場合は弁護士や司法書士が辞任してしまうという結果を招くこともあります。

弁護士や司法書士は親身になって対応してくれる人がほとんどなので、事情や状況は包み隠さず正確に伝えましょう。